skip to main content

抗生物質を使わずに成長を促進する飼料添加物Biacid™

Provimiの高品質製品とカーギルの専門技術を組み合わせ、カーギルは農家の方のために、動物向け栄養製品の代替製品の品ぞろえを充実させています。

January 01, 2015

2006年、欧州連合は、家畜の飼料に成長促進抗生物質を使用することを禁止しました。6年前、飼料添加物企業Provimiは積極的に成長促進抗生物質の代替製品を開発しました。これには、植物をベースにして作られた抗生物質の代替製品である飼料添加物Biacid™が含まれます。この独自製品には、鶏の消化管の健康に役立つ正確に指定された効率性の高い精油成分が含まれています。2011年にProvimiを買収後、カーギルは抗生物質を含有していないより多くの代替製品を使い、ヨーロッパ市場において事業を拡大しました。

「両社の優秀な人材と専門技術を集結することにより、動物向け栄養事業の分野で世界をリードする企業が誕生します」と動物向け栄養事業部門の部門長ジョー・ストーンは話します。「これにより、当社はマーケットリーチを拡大し、これまで以上に優れた製品とサービス力を持つことができるようになります」

配合飼料に関する専門知識、持続可能なサプライチェーン、そしてリスク管理を有するカーギルは、ヨーロッパ全域、中東、東南アジア、ロシア、ラテンアメリカのより地方の市場にBiacid製品を流通させることで、Biacid製品の販売を大幅に拡大しました。さらにカーギルは、世界中の様々な地域でBiacidの有効性を証明することを支援することで、Biacidの販売をサポートしました。Biacidは、フランス、ヨルダン、ポーランド、タイなどにあるカーギルの応用センターで試験され、様々な種類の鶏の飼料、気候、その他地理によって変わる要素において、有効性が繰り返し実証されました。

すぐにBiacidは抗生物質に代わる飼料添加物の世界市場において、重要な製品として浮上しました。タイなど飼料に成長促進抗生物質を使用することが禁止されていない国においても、輸出をメインにしている農家の方々が欧州連合の市場のニーズに応えることができるため、収益維持もしくは収益増加につながっています。

先日、鶏の大規模かつ収益性のある市場である中国において、同製品の販売が開始されました。カーギルの動物向け栄養事業は、Biacidの需要が今後3年間で現在の2倍になると予測しています。養鶏業界で抗生物質の代わりとなる製品の使用を拡大し、確実に成功するカスタマイズされた飼料ソリューションの必要性がでてくるでしょう。