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成長著しい穀物サプライヤーが財務関連の助言を受ける

メキシコ有数の穀物生産業者が事業拡大のための資金繰りについて支援を必要としたとき、カーギルは独自のサポートプランを提案しました。 

January 01, 2015

メキシコ西岸に位置するシナロア州は、広大な穀物畑のおかげで「メキシコの穀倉地帯」として高い評価をすでに確立しています。この地域は、同州で 25 年以上にわたって大手穀物生産業者として活動している JOVA 社の本拠地でもあります。質の高さで知られる JOVA 社は、ひよこ豆、モロコシ、ホワイトコーン(メキシコ一般家庭の定番食材)などの商品を毎年 100 万トン近く生産していました。JOVA 社は、穀物供給量を引き上げる狙いで穀物倉庫の貯蔵容量を増やす計画を立てました。その事業の財務面を支援したのがカーギルでした。

シナロア州に 15 棟、近隣の州に 3 棟の穀物倉庫を擁していた JOVA 社は、一度に 70 万トン以上の穀物の貯蔵が可能でした。しかし着実な成長を続けるためには、さらに貯蔵量を引き上げる必要がありました。カーギルは、それ以前にも JOVA 社と提携したことがあり、信頼できる穀物サプライヤーとして JOVA 社が高評価を得ていることはよく知っていたため、今回の共同事業もすんなりと運びました。カーギルは、このメキシコを拠点とする穀物サプライヤーに対して商取引や財務に関する専門知識を提供し、さらに穀物の増収と倉庫容量の拡張のための資金の支援を行いました。

このときの事業拡大の成功をきっかけに両社の関係はさらに深まりました。カーギルの穀物・油糧種子事業は JOVA 社から直に穀物製品を購入するようになり、その結果 JOVA 社は、カーギルにとってメキシコ第 2 位の穀物サプライヤーとなりました。

「カーギルは信頼できて誠実なバイヤーであるだけでなく、非常に魅力的な融資も提供してくれます」
— ジョエル・バレンスエラ氏、JOVA 社オーナー兼 CEO

メキシコ市場全体で穀物の需要が高まっているため、両社の関係は今後ますます密になるでしょう。カーギルは現在、JOVA 社のための画期的な財務ソリューションと貿易ソリューションを開発しているところです。「こうしたサービスを併せ持つカーギルは、当社の事業にとって非常に有益な提案をしてくれています」、と JOVA 社 CEO のジョエル・バレンスエラ氏は述べています。「(そのおかげで)当社は、メキシコで需要の高い穀物の生産を続けることができるのです」