持続可能な農業の成長をサポート

アルゼンチンの企業Liagは30年以上の間、畜産物生産を軸に据えて事業を展開していましたが、1995年に転機を迎えました。それまでは持続可能な農業生産工程の採用によって会社を築き上げてきましたが、新たな試みとして、穀物分野での製品提供に乗り出しました。カーギルとLiagは、どちらも似た価値観と理念を持っていると認め合い、アルゼンチンのビジネス拡大を支援するパートナーシップを確立しました。Liagはカーギルの専門知識とグローバルなフットプリントを利用でき、カーギルは南米の重要な顧客を得ることができました。

「会社間の取引関係は確立されましたが、それを実行に移すのは人です」
— Liag販売部門リーダー、ギレルモ・ベロティッニ

Liagはカーギルの商業、技術、物流の専門知識によって支えられ、高蛋白小麦事業を立ち上げました。カーギルは、製品の価値を維持するための戦略を講じることについても助言と支援を行いました。このパートナーシップにより、Liagはカーギルの幅広いリソースを利用でき、カーギルは高価な小麦の供給を非常に多く受けました。「会社間の取引関係は確立されましたが、それを実行に移すのは人です」と、Liagの販売と支出の責任者であるギレルモ・ベロティッニは思い出して言います。「2つの会社には、公益の追求という点で有意義な接点がありました」

現在も引き続き、カーギルは最高品質の維持を重視し、自然の成長周期の尊重に向けて熱心に取り組むことによって、持続可能な製品と農産物の処理の点でLiagを支援します。2つの会社は、環境、生物多様性、動物福祉を保護する要望を共有します。パートナーシップが成熟するにつれて、カーギルとLiagは地域のエコシステムの繁栄を支援しています。