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大きな会社を活性化させる

パートナー会社のニーズからヒントを得て、カーギルはさまざまなお客様にとっての「最適なパートナー」になることに注力しています。

January 01, 2015

5 名の取締役、アーニー・ミチェク、ウォーレン・ステイリー、ギョーム・バスティアンズ、ロバート・ラムキンズ、およびデヴィッド・レイスバックが、カーギルの新しい戦略を認可するために集まった日の翌日、1999 年 2 月 10 日に、カーギルの従業員に向けて、「これからの数年は今までとは違ったものになるでしょう」という通達が公式に発表されました。

カーギルの組織は大きく複雑になり、指揮することがますます難しくなっていました。会社はその文化を変え、事業部門は社外のお客様に目を向ける必要がありました。5 名の取締役は、お客様、イノベーション、業績向上をキーワードに、事業が大きく成長する新しい時代について明らかにしました。

会社の事業戦略を一新し、お客様との関係をより深めるという計画が、カーギルの戦略的意図として発表されました。世界中のさまざまな市場や業界で事業を展開しているカーギルは、次の 10 年間は多様性と専門知識に注力し、より広範なお客様がさらに大きな成功を達成できるよう支援することにしました。

「お客様から、『カーギルは事業を成功に導くためのソリューションを提供してくれる会社である』と評価されることを願っています。」
— アーニー・ミチェク、カーギル CEO

2007 年に、カーギルは戦略的意図の概要をさらに改善し、最終的には単に SI と呼ばれるようになる、戦略的意図 2015 を作り出しました。改訂版では、創立 150 周年の記念日に向けて、達成を目指す具体的な目標について詳しく記載しています。当初「選択のための案内」として作成された SI は刷新され、カーギル社内の組織の連携を奨励したものとなりました。サイロ化していた縦割り組織を崩して事業部門間の連携を促進し、お客様が目標を達成するための支援をより柔軟に行えるようにしたのです。

 

Strategic Intent Inpage

カーギルの企業リーダーシップチームのメンバーである 5 名の取締役は、会社の戦略的意図を通知し、将来に向けての方向性と抱負を設定しました。

 

SI を作成したことで、カーギルは長く取引のある顧客にとって「最適なパートナー」になることができました。このタイトルは、カーギルがお客様に寄り添い、他社には提案できないような、お客様に合わせた利益主導型のソリューションを提供するために努力することを意味しています。その源となった初期の例として、General Mills Inc. との革新的な共同作業があります。カーギルは長い間、General Mills のポートフォリオに対して原料を納入するサプライヤーにすぎませんでしたが、SI に触発されたカーギルは共同作業の鍵となる機会を求めて両社の関係を見直しました。両社は共同でチームを作り、いくつかの新製品を開発しました。たとえば、人気のあるシリアル製品には全粒粉を使用するという General Mills 社の方針に従った、ユニークな全粒トウモロコシ製品などがあります。

その関係は、カーギルがお客様のために引き受けた独自の役割の一例として、今も続いています。「私たちは、独自で行うよりも、共同作業を行うことで、より大きな成功を楽しむことができるということがわかりました」と、General Mills 社でイノベーション、技術、品質の最高責任者であるピーター・エリクソン氏は語っています。

お客様の最適なパートナーになるためのカーギルの努力は、今日も引き続き行われています。カーギルは、どうしたらその取り組みが成功したとわかるのでしょう?顧客が、他社と協業していることを意識しなくなったら成功なのです。